2月24日は、労働相談から次の2つの分会が会社に対して、組合結成通知書、役員氏名通知書、要求書、団体交渉申入書を提出しました。
1つは、2月20日に分会結成した北九州市で開業している歯科医院(社員4名)で働く女性労働者の分会です。今日、院長との団体交渉を3月4日に行うことを確認しました。
分会の要求は、⑴最低賃金を下回っている賃金を過去に遡及して支払うこと。⑵レントゲン室を開けたままで放射線を照射するという安全無視で危険な行為のため、衛生士が2名とも甲状腺癌になっており、労災として治療費、賃金等を補償すること。⑶ 生活保護受給の社員に対して「生活保護費からもらえるから」と発言して一方的に賃金から控除した金額を支払うこと。⑷タイムカードに基づき、時間外割増手当と遅延損害金を過去に遡及し3年間分を支払うこと。⑸賃金の支給基準を説明すること、です。
もう1つは、北九州市に本社を置き、ロボット開発事業等を業とする会社(社員13000人)で働く正社員の分会です。
分会の主な要求は、⑴雇用契約書を締結しないという労基法違反を改善すること。⑵会社の部署の中には、8ヶ月も社員に仕事を与えず、イジメ、ハラスメント、及び退職勧奨行為(管理職による「お前にはこの会社で働く場所はない」等の発言)を行っており、至急詳細な調査を行い、社員に謝罪のうえ改善すること。⑶会社のイジメ・ハラスメントで体調が悪化している社員については部署・職種を変更するなど安全配慮を行うこと。⑷2024年度の賃上げは、物価高騰等を踏まえ、今年4月より、基本給を月額17500円引き上げること、です。
新たに立ち上がった仲間を支援しましょう。