粟戸運輸事件・県労委審問が開催される!

3月13日は、株式会社粟戸運輸不当労働行為救済申立事件の第1回審問が福岡県労働委員会で行われました。
会社は、一般貨物自動車運送事業を業とし,主に車の運送を行っています。
社長は、社員とは雇用契約書は締結せず,残業手当も支払わず、正社員に社会保険も加入させず、権利を主張する労働者を理由も言わず解雇する、さらには労働組合からの要求や団体交渉申入れも無視して拒否し続けています。

福岡県労働委員会は、会社の行為は不当労働行為であることが明々白々のため、次の職権和解内容を提示しました。① 会社は,組合の要求事項に関して誠意をもって団体交渉を行いう。②労使双方は、団体交渉は、1ヶ月以内に社長が出席をして開催する、などというものです。
会社側代理人弁護士2名は、県労委の職権和解の前でも組合と誠意を持って団交をすることを表明しました。
粟戸運輸不当労働行為に対する闘いは一歩大きく前進しました。
分会は、組合要求貫徹に向け,頑張り抜きましょう。