福岡県下の24春闘!

NHKは、2月26日、福岡県下の大手民間企業の春闘要求額、とりわけ、同日に会社に要求書を提出した西部ガス労働組合(組合員1100名)が、定昇とは別に月額1万円のベースアップを経営側に要求したことを大きく報道しました。

これは、去年の要求額を4000円上回り2000年以降、最も高い水準となっています。
西部ガスでは、去年、23年ぶりとなるベアに踏み切り、定昇とは別に平均で月額3700円の基本給の引き上げを行うことで、交渉が妥結しています。
ことしの要求額について、組合は、継続的な物価高が生活を圧迫する中で、実質賃金を向上させ優秀な人材を確保するために、ベアが必要だと総合的に強く判断したとしています。

その他、福岡県下ではJR九州の「九州旅客鉄道労働組合」が月額1万円のベースアップを、「九州電力労働組合」が月額9000円のベースアップなど、前年を大きく上回る要求が相次いでいます。

全国一般西部ガスカスタマーサービス分会も、定昇とは別に大幅なペースアップと西部ガスとの格差是正を要求し、不誠実な回答にはストライキを背景とした闘いを推し進めましょう。