今日、 3月16日は、全国一般北九州支部の回答指定日です。
例年は、中小企業は3月決算が多く、決算後の4月上旬に回答する会社がほとんどでしたが、今日まで一次回答を行ってきた6社と回答は次の通りです。
◯サンエストランテック分会(運輸業)10,000円・4月昇給(前年10月昇給3,000円)
◯大進商運分会(運輸業)10,000円(前年5,000円)
◯柏木生コン分会(生コン製造・輸送)10,500円(前年14,400円)
◯A(清掃業)分会15,000円(5330円)
◯B分会(製造業)6,000円(前年1,000円)
◯C分会(卸売業)4,000円以上(前年凍結)
全ての分会は、遅くても 3月末までに団体交渉を開催し、闘争体制を背景に具体的回答を引き出しましょう。
「連合」は、 3月15日までに回答があった700社余りを集計したところ、賃上げ額は平均で月額1万6469円(前年比6425円増)、率にして5.28%と、1991年以来、33年ぶりに5%を超えたとのことです。去年の同じ時期と比較しても率で1.48ポイント上回る水準となっています。
また、「全労連」もこれまでの回答状況を公表し、賃上げ額は平均で月額7447円、率にして2.52%と、およそ25年ぶりの水準とのことです。ただ、物価高騰の中で生活を支える水準には至っていないとして、交渉を続ける構えです。
連合各労組の回答状況は次の通りです。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2024/yokyu_kaito/sokuho/kaito_no07.pdf?3897